ちょうど半年前に販売開始した拙著『図でわかる英文の構造』(初版)ですが、本日で販売を停止(実質的には終了)しました。現在、改訂版を作成中です。
その改訂版は、内容的には「初版」とほぼ同じですが、図の書き方の精度を上げるとともに、各項目の説明ももう少し丁寧なものにするつもりです。いろいろな意味で「初版」の反省を踏まえた「決定版」にしたいと思っています。
また、形式的には、今回は3分冊として分売することにしました。これは今後の改訂作業をしやすくするという意味もありますが、初購入の敷居を下げるという狙いも持たせています。
肝心のスケジュールですが、今度の日曜(08/12)に第1分冊、その次の日曜(08/19)に第2分冊、そのまた次の日曜(08/26)に第3分冊を発行する予定にしています。
今後ともよろしくお願いいたします。
2012年08月06日
2012年06月10日
拙著『図でわかる英文の構造』(初版) p.91 訂正のお知らせ
拙著『図でわかる英文の構造』(初版)ですが、p.91に間違いがあるとの指摘を読者の方からいただきました。
訂正データ(PDF)をこちらに置きましたので、購入済みの方はご利用ください。DL-MARKETで販売しているデータは新しいものに差し替えてあります。
ご指摘いただいた読者の方には心より感謝いたします。
文字通りの「拙い著」ではありますが、今後ともよろしくお願いいたします。
追記:コメント欄のやりとりもお読みください。
関連するオマケ
訂正データ(PDF)をこちらに置きましたので、購入済みの方はご利用ください。DL-MARKETで販売しているデータは新しいものに差し替えてあります。
ご指摘いただいた読者の方には心より感謝いたします。
文字通りの「拙い著」ではありますが、今後ともよろしくお願いいたします。
追記:コメント欄のやりとりもお読みください。
関連するオマケ
2012年05月27日
『図でわかる英文の構造』(初版)大幅値下げ&特価セール!!
別記の通り「英語例文集」を大幅改訂しましたが、その中には拙著 『図でわかる英文の構造』(初版)のU〜Xで扱われている例文と表が網羅されています。
そこで拙著(現行1,500円)を1,000円に値下げするとともに、月末まで特価800円で販売することといたしました。この機会に是非お求めください。
そこで拙著(現行1,500円)を1,000円に値下げするとともに、月末まで特価800円で販売することといたしました。この機会に是非お求めください。
2012年03月29日
『図でわかる英文の構造』(初版)特価セールあと少し!!
18日より実施しております特価セールですが、残りあと2日強となりました。
世界に類のない本ですので、この機会に是非ご一読を!
※以下に目次の概略を掲げます。
また、説明ページの後半にはページサンプル画像を12枚ほど掲載しております。本書のイメージが一層明確に伝わるのではないかと思います。
※画面右側のブログランキングのボタンと、上部【4】およびこのすぐ下にある[いいね!」ボタンをクリックしていただけると幸いです。
世界に類のない本ですので、この機会に是非ご一読を!
※以下に目次の概略を掲げます。
| とびら と 目次 | |
| まえがき 1 | |
| T 英文構造図とは 3 | 1 既存の方法 3 |
| 2 新しい記法の提案 5 | |
| 3 構造図の特徴と使い方 7 | |
| U 5文型の基本 9 | 1 予備知識 9 |
| 2 第1文型= S+V 23 | |
| 3 第2文型= S+V+C 25 | |
| 4 第3文型= S+V+O 27 | |
| 5 第4文型= S+V+O+O 28 | |
| 6 第5文型= S+V+O+C 30 | |
| 7 周辺知識 32 | |
| 8 例文学習の方法 43 | |
| V 5文型の応用 57 | 1 予備知識 57 |
| 2 名詞要素@ 平叙文に対応するもの 60 | |
| 3 名詞要素A yes/no疑問文に対応するもの 77 | |
| 4 名詞要素B wh疑問文に対応するもの 80 | |
| 5 名詞要素C 「連立」的関係を含むもの 86 | |
| 6 形容詞要素 110 | |
| 7 副詞要素@ 平叙文から 111 | |
| 8 副詞要素A 「連立」的関係を含むもの 120 | |
| 9 他動詞として 121 | |
| 10 補足 125 | |
| W 各種の構文 128 | 1 相関構文 128 |
| 2 話法 130 | |
| 3 程度と比較 134 | |
| 4 語順が標準的でない場合 141 | |
| X 複雑な事例 145 | |
また、説明ページの後半にはページサンプル画像を12枚ほど掲載しております。本書のイメージが一層明確に伝わるのではないかと思います。
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2012年03月18日
『図でわかる英文の構造』(初版)特価セール中!!
本サイトにアップしております英文構造図作成ツールは、徐々にではありますが多くの方々に知られるようになってきたようです。しかしながら、その解説書としての性格を持つ『図でわかる英文の構造』(初版)の方は、定価2,000円ということもあり、少し敷居が高く感じられているかもしれません。
そこでこのたび定価を1,500円に値下げするとともに、本日(3月18日)より月末までの2週間は年度末特別セールとして特価1,000円にて販売させていただきます。
これを機会に、より多くの方々に英文構造図を知っていただくことができればと考えております。
また、「こんなふうに使っています」「こういう場合はどうしたらよいのか」「ここをこうしたらもっとよくなるのでは」といったコメントも歓迎いたします。
よろしくお願いいたします。
なお、画面右側のブログランキングのボタンと、上部【4】およびこのすぐ下にある[いいね!」ボタンをクリックしていただけると幸いです。
そこでこのたび定価を1,500円に値下げするとともに、本日(3月18日)より月末までの2週間は年度末特別セールとして特価1,000円にて販売させていただきます。
これを機会に、より多くの方々に英文構造図を知っていただくことができればと考えております。
また、「こんなふうに使っています」「こういう場合はどうしたらよいのか」「ここをこうしたらもっとよくなるのでは」といったコメントも歓迎いたします。
よろしくお願いいたします。
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2012年02月08日
『図でわかる英文の構造』の目次とページサンプル
本書の目次は詳しいものが説明ページに掲載されていますが、詳しすぎて全体像が見えにくいかもしれませんので、こちらには概略目次を掲載します。
また、説明ページの後半にはページサンプル画像を12枚ほど掲載しております。本書のイメージが一層明確に伝わるのではないかと思います。
| とびら と 目次 | |
| まえがき 1 | |
| T 英文構造図とは 3 | 1 既存の方法 3 |
| 2 新しい記法の提案 5 | |
| 3 構造図の特徴と使い方 7 | |
| U 5文型の基本 9 | 1 予備知識 9 |
| 2 第1文型= S+V 23 | |
| 3 第2文型= S+V+C 25 | |
| 4 第3文型= S+V+O 27 | |
| 5 第4文型= S+V+O+O 28 | |
| 6 第5文型= S+V+O+C 30 | |
| 7 周辺知識 32 | |
| 8 例文学習の方法 43 | |
| V 5文型の応用 57 | 1 予備知識 57 |
| 2 名詞要素@ 平叙文に対応するもの 60 | |
| 3 名詞要素A yes/no疑問文に対応するもの 77 | |
| 4 名詞要素B wh疑問文に対応するもの 80 | |
| 5 名詞要素C 「連立」的関係を含むもの 86 | |
| 6 形容詞要素 110 | |
| 7 副詞要素@ 平叙文から 111 | |
| 8 副詞要素A 「連立」的関係を含むもの 120 | |
| 9 他動詞として 121 | |
| 10 補足 125 | |
| W 各種の構文 128 | 1 相関構文 128 |
| 2 話法 130 | |
| 3 程度と比較 134 | |
| 4 語順が標準的でない場合 141 | |
| X 複雑な事例 145 | |
また、説明ページの後半にはページサンプル画像を12枚ほど掲載しております。本書のイメージが一層明確に伝わるのではないかと思います。
2012年02月05日
ついに刊行!『図でわかる英文の構造』(初版)
お待たせしました! ようやく完成しました。その名も『基本5文型からクジラ構文まで 図でわかる英文の構造』(初版)です。説明ページには上部のリンクから行くことができます。
英語の基本文型がよく分からないという初心者から、受験生への説明方法にお悩みの家庭教師・塾講師の方々、あるいはもっとお堅い議論をなさりたい方々まで、幅広く、そして充分に対応できる内容となっております。(その気になれば、ドイツ語やフランス語などにも応用できるはずです。)
本書の<売り>は、何と言っても160ページに及ぶフルカラーの図、図、図…です。並んでいる数百個の図式はJPEGなどのビットマップ画像ではなくベクトルデータになっていますので、拡大しても表示や印字が粗くなることはありません。
また、内容も充実しています。説明ページにある目次をご覧いただければお分かりのように、基本5文型の最も簡単な文から、いわゆる「クジラ構文」に至るまで、これ以上はないくらい丁寧かつ体系的に登っていくように構成されています。
本書は日本にも海外にもこれまでなかった画期的な教材であると自負しています。その魅力については、明日以降も引き続いてご紹介いたします。たくさんの画像も掲載する予定ですので、是非ご期待ください。
英語の基本文型がよく分からないという初心者から、受験生への説明方法にお悩みの家庭教師・塾講師の方々、あるいはもっとお堅い議論をなさりたい方々まで、幅広く、そして充分に対応できる内容となっております。(その気になれば、ドイツ語やフランス語などにも応用できるはずです。)
本書の<売り>は、何と言っても160ページに及ぶフルカラーの図、図、図…です。並んでいる数百個の図式はJPEGなどのビットマップ画像ではなくベクトルデータになっていますので、拡大しても表示や印字が粗くなることはありません。
また、内容も充実しています。説明ページにある目次をご覧いただければお分かりのように、基本5文型の最も簡単な文から、いわゆる「クジラ構文」に至るまで、これ以上はないくらい丁寧かつ体系的に登っていくように構成されています。
本書は日本にも海外にもこれまでなかった画期的な教材であると自負しています。その魅力については、明日以降も引き続いてご紹介いたします。たくさんの画像も掲載する予定ですので、是非ご期待ください。
2012年01月09日
『図でわかる英文の構造』執筆進捗
『図でわかる英文の構造』であるが、生来の怠け癖が災いしてまだまだ時間がかかりそうである。
具体的には、年末までにTとUはだいたい書き上がり、現在はTUをブラッシュアップしながらVを書き進めているところ。今月中には何とか全体を書き上げ、刊行に漕ぎ着けたいと考えている。
ちなみに今日は関係詞などの部分を作成した。私なりの新しい試みとして、関係詞節の本質(特にthat節や間接疑問節との違い)を明確にするために、元になる2つの文の関係を連立方程式に喩えてみた。これにより、「関係」詞と呼ばれる理由が分かりやすく説明できたと思う。
また、構造が掴みにくいとされる「二重限定」や「連鎖関係詞節」についても、ムダのない図式を用意することができた。特に「連鎖関係詞節」に関しては“I think”等の部分を挿入句とみなすような説明がはびこっているが、分かりやすい図式があればそういった安易な方法を避けることができるはずである。
少し時間を空けすぎてしまったので、明日以降はもう少し頻繁に書こうと思う。
具体的には、年末までにTとUはだいたい書き上がり、現在はTUをブラッシュアップしながらVを書き進めているところ。今月中には何とか全体を書き上げ、刊行に漕ぎ着けたいと考えている。
ちなみに今日は関係詞などの部分を作成した。私なりの新しい試みとして、関係詞節の本質(特にthat節や間接疑問節との違い)を明確にするために、元になる2つの文の関係を連立方程式に喩えてみた。これにより、「関係」詞と呼ばれる理由が分かりやすく説明できたと思う。
また、構造が掴みにくいとされる「二重限定」や「連鎖関係詞節」についても、ムダのない図式を用意することができた。特に「連鎖関係詞節」に関しては“I think”等の部分を挿入句とみなすような説明がはびこっているが、分かりやすい図式があればそういった安易な方法を避けることができるはずである。
少し時間を空けすぎてしまったので、明日以降はもう少し頻繁に書こうと思う。
2011年11月06日
『図でわかる英文の構造』執筆中
1年くらい前、このブログで『図でわかる英文のしくみ』を執筆中であると書いたが、実は私の怠慢もあって長らく中断していた。それがこのたびPC版構造図が使えるようになったことから再開し、非常に順調に進んでいる。ただし、タイトルは少し変更し、「構造」という語を入れた。
肝心の目次構成だが、だいたい
T 英文構造図とは
U 5文型の基本
V 5文型の応用
W 各種の構文
X 複雑な事例
といった感じになる予定である。
このうち「T」は導入なのでともかくとして、その次の「U」「V」はとにかく分かりやすいものにするつもりである。英語が苦手な方でも、「V」までやれば『FOREST』はもちろん『ロイヤル英文法』などの分厚い文法書にも自力で取り組めるようになることを目指している。
また「W」においては、名著『物理数学の直観的方法』の構文版たるべく、多くの人が躓く厄介な構文を、誰にでも直観的に理解できるように解説したいと考えている。
最後の「X」においては、センター試験や東大入試の過去問までも含め、実戦的な事例にシッカリ対応できるような内容にするつもりである。
肝心の分かりやすさであるが、その点については、これまでにない大きな可能性を感じている。
たとえば本ブログの「英文構造図(手書き)と簡易構造図(PC)の比較」を見ていただければお分かりのように、この夏に開発した(そして今でもグレードアップ中の)PC版構造図は、非常に綺麗なだけでなく、とても分かりやすいものになっている。今回は更に複数の図を対照表示するなどの工夫を加えることで、これまでにない(そして他のどの教材にもない)分かりやすさを実現しつつある。
具体的な見栄えについてはまだ現物をお見せできる段階にはないが、作成している私自身が嬉しくなるくらいのレベルであることは記しておきたい。
近日中の発売を目指して執筆しているところなので、是非ご期待いただきたい。
本文中で触れた『物理数学の直観的方法』は、全ての理系学生に奨めたい、とんでもない本である(トンデモ本ではない)。私も9月下旬に「普及版」を近所の書店で見つけ、衝動的に購入した。
「直観的」という語にたがわず、非常に読みやすく分かりやすい本なので、学生時代に数学で苦しんだ私もあっという間に読み終わってしまった。正直なところ、学生時代に読んでおけば、現在とは全然違う道を歩んでいたかもしれないな、とすら思うくらいである。
この本は、理系の学生の間では知る人ぞ知る名著であった(私も存在だけは随分昔から知っていた)のだが、今回ようやくにして天下のブルーバックスの1冊となった。今後はこれまで以上に多くの理系学生を救ってくれるのではないかと期待している。
あと、これは今回の「普及版への序文」を読んで知ったのだが、この本も24年前の初版は自費出版だったのだそうだ。お金がなくて広告には1円も使うことができなかったのに、爆発的に売れたのだという。私も是非それにあやかりたいと考えているところである。
肝心の目次構成だが、だいたい
T 英文構造図とは
U 5文型の基本
V 5文型の応用
W 各種の構文
X 複雑な事例
といった感じになる予定である。
このうち「T」は導入なのでともかくとして、その次の「U」「V」はとにかく分かりやすいものにするつもりである。英語が苦手な方でも、「V」までやれば『FOREST』はもちろん『ロイヤル英文法』などの分厚い文法書にも自力で取り組めるようになることを目指している。
また「W」においては、名著『物理数学の直観的方法』の構文版たるべく、多くの人が躓く厄介な構文を、誰にでも直観的に理解できるように解説したいと考えている。
最後の「X」においては、センター試験や東大入試の過去問までも含め、実戦的な事例にシッカリ対応できるような内容にするつもりである。
肝心の分かりやすさであるが、その点については、これまでにない大きな可能性を感じている。
たとえば本ブログの「英文構造図(手書き)と簡易構造図(PC)の比較」を見ていただければお分かりのように、この夏に開発した(そして今でもグレードアップ中の)PC版構造図は、非常に綺麗なだけでなく、とても分かりやすいものになっている。今回は更に複数の図を対照表示するなどの工夫を加えることで、これまでにない(そして他のどの教材にもない)分かりやすさを実現しつつある。
具体的な見栄えについてはまだ現物をお見せできる段階にはないが、作成している私自身が嬉しくなるくらいのレベルであることは記しておきたい。
近日中の発売を目指して執筆しているところなので、是非ご期待いただきたい。
本文中で触れた『物理数学の直観的方法』は、全ての理系学生に奨めたい、とんでもない本である(トンデモ本ではない)。私も9月下旬に「普及版」を近所の書店で見つけ、衝動的に購入した。
「直観的」という語にたがわず、非常に読みやすく分かりやすい本なので、学生時代に数学で苦しんだ私もあっという間に読み終わってしまった。正直なところ、学生時代に読んでおけば、現在とは全然違う道を歩んでいたかもしれないな、とすら思うくらいである。
この本は、理系の学生の間では知る人ぞ知る名著であった(私も存在だけは随分昔から知っていた)のだが、今回ようやくにして天下のブルーバックスの1冊となった。今後はこれまで以上に多くの理系学生を救ってくれるのではないかと期待している。
あと、これは今回の「普及版への序文」を読んで知ったのだが、この本も24年前の初版は自費出版だったのだそうだ。お金がなくて広告には1円も使うことができなかったのに、爆発的に売れたのだという。私も是非それにあやかりたいと考えているところである。
2010年10月17日
2種類の形容詞
別に新しい話ではない。いわゆる「叙述用法」と「限定用法」のことである。
大ざっぱに言えば、叙述用法の方は補語として用いられるのに対し、限定用法の方は修飾に用いられる。形容詞の大半は両方に用いられているし、比較などの性質も両者で共通している部分が多い。そのせいか、上の2つは(同一品詞中の)「用法」の違いとして扱われるのが普通である。
前置詞と接続詞の場合は少し事情が異なっている。前置詞は後に名詞句を従えるのに対し、接続詞は後に文を従えるという違いがあるのだが、そのため(なのか何なのか)、両者は別々の「品詞」ということになっている。しかし、“before”などのように両方に用いられる語も少なくないという意味では、形容詞の場合と共通した構造になっている。
さて、上記2例の扱いが異なる理由はともかく、英文法(特に文の基本構造)を学習する際には、形容詞の場合も「叙述形容詞」と「限定形容詞」という別々の品詞として理解するぐらいの方が安全なのではないかと私は考えている(そうしている学者もいるようだが、手元の文法書には見あたらない)。
もちろん、大事なのは名称ではなくて、その中味を学ぶことである。たとえ「用法」の違いとして扱うにしても、それらが持つ性格の違いを明確に理解しておかないと、文の構造を学ぶときに混乱してしまう可能性が高い。理解さえできていれば、用語はどちらでもよい(実用上は、である)。
言うまでもないが、私の新著では、両者を別々の場面で扱うことになる。文の中での役割が違うからである。
大ざっぱに言えば、叙述用法の方は補語として用いられるのに対し、限定用法の方は修飾に用いられる。形容詞の大半は両方に用いられているし、比較などの性質も両者で共通している部分が多い。そのせいか、上の2つは(同一品詞中の)「用法」の違いとして扱われるのが普通である。
前置詞と接続詞の場合は少し事情が異なっている。前置詞は後に名詞句を従えるのに対し、接続詞は後に文を従えるという違いがあるのだが、そのため(なのか何なのか)、両者は別々の「品詞」ということになっている。しかし、“before”などのように両方に用いられる語も少なくないという意味では、形容詞の場合と共通した構造になっている。
さて、上記2例の扱いが異なる理由はともかく、英文法(特に文の基本構造)を学習する際には、形容詞の場合も「叙述形容詞」と「限定形容詞」という別々の品詞として理解するぐらいの方が安全なのではないかと私は考えている(そうしている学者もいるようだが、手元の文法書には見あたらない)。
もちろん、大事なのは名称ではなくて、その中味を学ぶことである。たとえ「用法」の違いとして扱うにしても、それらが持つ性格の違いを明確に理解しておかないと、文の構造を学ぶときに混乱してしまう可能性が高い。理解さえできていれば、用語はどちらでもよい(実用上は、である)。
言うまでもないが、私の新著では、両者を別々の場面で扱うことになる。文の中での役割が違うからである。
2010年10月15日
5文型から先に進む方法
文型といえば5文型が頭に思い浮かぶであろう。しかし、各要素に各種の句や節を代入するとヨリ具体的な文型ができあがる。そういったもののリストが世の中にはいくつか存在している。佐々木『英文構成法』の「第二部 文の組立て方」は非常に有名だが、研究社のいくつかの辞書の巻末にも動詞型についての解説が載っている。
これらを比較検討して万全なリストを作れば私の目的にかなうのかというと、実はそうでもない。
というのは、上にも書いたように、この種のリストというのは「各要素に各種の句や節を代入」してできるものだけしか含んでいないからである。
何が抜けているのかというと、要素以外の部分、つまり修飾語・句・節である。つまり、前置詞句(形容詞句・副詞句)、副詞節、関係詞節(形容詞節)が抜けているのである。
では、代入による展開をスッキリまとめるにはどうするのがいいのだろうか?
最初に5文型を説明する。例文としては、先に修飾抜きの最も単純なものを用い、つづいて簡単な語による修飾を含むものを用いるようにする。
次に解説するのは、代入する各種のパーツ(句や節)である。
ここで解説の順序が問題になる。具体的には、不定詞や分詞の各用法をまとめて扱うか、それとも別々に扱うか、である。特に形容詞的用法については、その組み立て方についても常に先行詞とセットで考える必要があるが、それは他の用法よりも関係詞節との共通性が大きい。その意味では、句の種類でまとめるよりも、用法でくくったほうがよいと考えられる(長崎『奇跡の英文法』はその意味で極めて先駆的である)。
では、パーツの次はどうするか。まず2つの考え方をとりあげる。
一つは「各種のパーツ(句や節)」のそれぞれについて、「それが文のどの位置で使われるか」を説明する方法である。もう一つは「位置」のそれぞれについて、「その位置ではどのパーツが使えるか」を説明する方法である。
この両者のうちどちらかを選ぶか、となると、おそらく前者であろう。というのは、後者の場合、「位置」については要素だけでなく修飾語句も含めて考える必要があるが、それではバランスよく分類するのが難しそうだからだ。
しかし、実は第三の方法がある。それは平野『実用生成英文法』で採用されているもので、「代入」を「うめ込み」(要素の場合)と「付加」(修飾の場合)に分けて異なった扱いをするのである。おそらくこの方法を採用することになるだろう。
手元にある教材を見直してみると、それぞれに良い点が含まれているのを再発見したりする。そういったものは最大限に利用させてもらうことにはなるが、それでも決して猿まねにならないよう、少しでもオリジナリティを出すべく頑張りたいところである。
……などとツラツラ考えてみた。
※蛇足だが、本ブログの特徴の一つである一覧用ページも再構成した。以前よりも分かりやすくなったと思うので、活用されたい。
これらを比較検討して万全なリストを作れば私の目的にかなうのかというと、実はそうでもない。
というのは、上にも書いたように、この種のリストというのは「各要素に各種の句や節を代入」してできるものだけしか含んでいないからである。
何が抜けているのかというと、要素以外の部分、つまり修飾語・句・節である。つまり、前置詞句(形容詞句・副詞句)、副詞節、関係詞節(形容詞節)が抜けているのである。
では、代入による展開をスッキリまとめるにはどうするのがいいのだろうか?
最初に5文型を説明する。例文としては、先に修飾抜きの最も単純なものを用い、つづいて簡単な語による修飾を含むものを用いるようにする。
次に解説するのは、代入する各種のパーツ(句や節)である。
ここで解説の順序が問題になる。具体的には、不定詞や分詞の各用法をまとめて扱うか、それとも別々に扱うか、である。特に形容詞的用法については、その組み立て方についても常に先行詞とセットで考える必要があるが、それは他の用法よりも関係詞節との共通性が大きい。その意味では、句の種類でまとめるよりも、用法でくくったほうがよいと考えられる(長崎『奇跡の英文法』はその意味で極めて先駆的である)。
では、パーツの次はどうするか。まず2つの考え方をとりあげる。
一つは「各種のパーツ(句や節)」のそれぞれについて、「それが文のどの位置で使われるか」を説明する方法である。もう一つは「位置」のそれぞれについて、「その位置ではどのパーツが使えるか」を説明する方法である。
この両者のうちどちらかを選ぶか、となると、おそらく前者であろう。というのは、後者の場合、「位置」については要素だけでなく修飾語句も含めて考える必要があるが、それではバランスよく分類するのが難しそうだからだ。
しかし、実は第三の方法がある。それは平野『実用生成英文法』で採用されているもので、「代入」を「うめ込み」(要素の場合)と「付加」(修飾の場合)に分けて異なった扱いをするのである。おそらくこの方法を採用することになるだろう。
手元にある教材を見直してみると、それぞれに良い点が含まれているのを再発見したりする。そういったものは最大限に利用させてもらうことにはなるが、それでも決して猿まねにならないよう、少しでもオリジナリティを出すべく頑張りたいところである。
……などとツラツラ考えてみた。
※蛇足だが、本ブログの特徴の一つである一覧用ページも再構成した。以前よりも分かりやすくなったと思うので、活用されたい。
2010年10月11日
文法の全体構造
ようやく『図でわかる英文のしくみ』にとりかかったところだが、最初の課題は「全体構造をどうするか」である。
現在考えているのは次のとおり。ここから各パートについて詳細化していくことになる。
最小限の品詞
名詞
動詞
形容詞
最も基本的な仕組み
全体像
SV
SVC
SVO
SVOO
SVOC
関連するいくつかのこと
全体像
肯定文と否定文、平叙文と疑問文
感嘆文、命令文
時制
受動態
語による修飾など
全体像
冠詞、形容詞→名詞
副詞→形容詞
助動詞→動詞
副詞→動詞←副詞
副詞→副詞
副詞→文
パーツの作り方と使い方
全体像
形容詞句
前置詞句
不定詞句
分詞句
副詞句
前置詞句
不定詞句
分詞構文
名詞節
that節
if/whether節
副詞節
いろいろ
形容詞節
関係代名詞
関係副詞
語順の変化、省略、同格、並列
構文
仮主語・仮目的語
否定
比較
現在考えているのは次のとおり。ここから各パートについて詳細化していくことになる。
最小限の品詞
名詞
動詞
形容詞
最も基本的な仕組み
全体像
SV
SVC
SVO
SVOO
SVOC
関連するいくつかのこと
全体像
肯定文と否定文、平叙文と疑問文
感嘆文、命令文
時制
受動態
語による修飾など
全体像
冠詞、形容詞→名詞
副詞→形容詞
助動詞→動詞
副詞→動詞←副詞
副詞→副詞
副詞→文
パーツの作り方と使い方
全体像
形容詞句
前置詞句
不定詞句
分詞句
副詞句
前置詞句
不定詞句
分詞構文
名詞節
that節
if/whether節
副詞節
いろいろ
形容詞節
関係代名詞
関係副詞
語順の変化、省略、同格、並列
構文
仮主語・仮目的語
否定
比較


