(1) 新刊 『英文構造図』(第3版) 大好評発売中!
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(2) 英文構造図の詳細は 公式サイト をご覧ください。
(3) ブログ記事の体系的閲覧には 目次一覧 をご利用ください。

2018年11月15日

英語の疑問文・否定文の作り方はなぜ3種類あるのか

文法書で疑問文の項目を見ると
 @BE+S?
 ADO(ES)+S+V?
 B助動詞+S+V?
の順に説かれているが、歴史的には
 @V+S?(BEは残存、他の動詞はほぼ廃用)
 A助動詞+S+V?
 BDO(ES)+S+V?(@の廃用分はここへ)
であり、この方が疑問文の作り方も合理的に説明しやすい。

@では、
 ・肯定平叙文:Sの次にVがある
 ・否定平叙文:Vの直後に not を置く
 ・肯定疑問文:VがSの前に移動する
というルールがある。
Aでは、Sの次にはVではなく助動詞が来るが、同様に操作する。
Bは、助動詞が存在しない文について、DO(ES) を入れることで形式をAに合わせている。

Bについては、(a) 肯定平叙文では今でも DO(ES) は用いず、用いた場合は強調になる、(b) BE の場合は否定平叙文を I don't be ... のようにはしないのに、否定命令文は Don't be ... とする、といった例外がある。
こういった不統一は英語学習者を混乱させる元凶となっている(学習者に責任はない)。

蛇足)
助動詞の成立については、例えば can であれば
・can は本来「〜する方法を知っている」という意味の他動詞だった
・その後ろにある原形動詞はその動作を表す名詞だった(文型は SVO)
・それゆえ否定文や疑問文は上記のような形式になった
と説明できるが、中学生には難しすぎるかもしれない。

蛇足2)
can が本動詞として用いられた最後の例は1875年とのことなので、歴史的に見れば最近のことだ。

蛇足3)
古英語における否定文の作り方については、
 S+V+否定辞
の前に
 S+否定辞+V
の時代があったが、煩雑と考えて説明からは省いた。他にもいくつか簡略化した。他のミスは多謝!

posted by 物好鬼 at 23:28| Comment(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月31日

勉強机には会議テーブルがオススメ

浪人時代の私は自分の部屋に置かれた4人がけのダイニングテーブルを勉強机にしていた。それはちょうど図書館のテーブルみたいでなかなか使い心地もよかったし、私などが宅浪で東大合格できた理由の一つだったかも知れないとすら思っている。

しかし、大学在学中は学生寮で貧乏生活をしていたため、テーブルを置くスペースも予算もなかった(勉強もしなかったが)。卒業後には座卓やコタツを買ったものの、座椅子を使っても腰が痛くなりがちだった。母校の総合図書館は環境としては悪くないのだが、往復に時間がかかるし、開館日・開館時間にも限りがある。わがままな人間はいつも不満だらけなのだ(笑)。

さて、上京して30年目の今年、ようやくにしてダイニングテーブルの購入を再検討するようになった。ただし、デパートで売られているダイニングテーブルは私にはちょっと高価すぎたので、購入対象を会議テーブルまで広げてネットであれこれ検索してみた。結局、価格とサイズを基準にして数日がかりで絞り込み、最終的にコタツ板2枚分の大きさの4人用会議テーブル(↓)を選択した。

ミーティングテーブル TKシャープタイプ(W1500×D750×H700)

幸い注文品の到着まで何日かあったので、部屋に並べてあるスチール本棚のうちの1つとカラーボックス3つの位置を交換してみた。その結果、スチール本棚は3つ全部が横並びになると同時に、カラーボックスは計4つ(10段分)が寝床の枕元に集約されることとなった。

そして今朝、待ちに待ったテーブルが届いた。組み立て作業には30分近くかかっただろうか。せっかくなので、設置完了直後に正面から撮ってみたのが下の写真だ(テーブルの向こうに椅子があるのだがノートパソコンの陰になっていて見えない)。

実際に座ってみた感じでは、天板サイズの選択も今回のものでベストだったようだ。端まで手が届かないほど大きくてもしかたがないし、何よりも部屋の残りスペースが狭くなりすぎるからだ。

テーブル.jpg

写真に戻ると、テーブルの左端(この写真では右側)には小さな本立てが置いてあって、ここには最も頻繁に使用する本を並べておくことにした。一方、右側(写真では左側です、はい)の4割くらいはフリースペースにしてあり、使用途中の本(広げたままでも)やバインダーなどを無造作に置いたりするのに使う。

ノートパソコンの両側にある黒い物体はもちろんスピーカーで、パソコンに入れてあるアニソン……じゃなくて英語のリスニング素材などをマメに聴くつもりだ。しばらく前に購入したラジカセも近くにあるから、ラジオとカセットテープについてはそちらを使う。

見てのとおり私の背中側には3つのスチール本棚があって、そこに並んでいる本の半分以上は座ったままでも手が届く。今後は参照頻度を考慮しながら本の配置を徐々に変更していこうと思っている。

ここまできて痛感したのは、「こういう買い物はもっと早くしておけばよかった」ということだ。テーブルを導入したおかげで浪人時代の恵まれた環境が戻ってきたし、むしろ蔵書が増えた分だけパワーアップしたとも考えられる。今後はわざわざ母校の図書館まで足を運ぶ必要はないのだ。今回の出費はたかだか15000円程度だから、見込まれる効果の大きさを考えれば非常に安い買い物だったと言えそうだ。

本の配置などはまだまだ変更する可能性があるものの、これをもってとりあえずの報告としたい。室内に多少のスペースがある人には、いわゆる勉強机や座卓の類より会議テーブルを強くオススメしたいと思う。これで環境は万全、あとは本人が勉強するだけだ(汗)。

posted by 物好鬼 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月19日

「TOEIC」は名詞ではない!

TOEIC テスト等を主催している ETS のホームページに「Guidelines for the Informational Use of ETS Trademarks by Third Parties」というページがある。そしてこの中には、
"ETS trademarks should never be displayed alone. The trademark should be used as a proper adjective(固有形容詞) and should be followed by the appropriate registry symbol(適切な登録記号) and generic term(一般的名称)."
と書かれている(訳語および強調は引用者)。

つまり、例えば「TOEIC」という語について言えば、それは「TOEIC のスコア」ではなく「TOEIC® テストのスコア」のように使用すべしというわけだ。このガイドライン自体は英語で書かれているが、タイトル直後に「Worldwide Version」とあるところからすると、日本国内での使用に対しても同様である(と ETS は考えている)はずだ。

実際、書店に並んでいる TOEIC 関連書のタイトルを見ると、ことごとく「TOEIC® テスト」あるいは「TOEIC® TEST」という表記を含んでいる。書籍のタイトルに関するかぎり、「TOEIC」が単独で使われている例を私は知らない。

私がこんなことを知っているのは、はるか10年以上前、当時の職場で TOEIC 教材の制作(正確には既存ビデオ教材の e-Learning 教材化)に携わったことがあるからだ。当時は法律を学んでいたこともあって、各社の商標などについてあれこれ調べたのだった。

さて、上の条項は本来ならばブログ記事や SNS での投稿に対しても当てはまることだろう。ちなみに先のページには
An ETS trademark, its registry symbol and an appropriate generic term should appear on the same line in the title. For websites, each webpage should display the registry symbol after the first and most prominent use of the trademark.
とも書かれている。

しかしながら、正直なところ、私もこのあたりはいいかげんだ。ETS としても、特に実害がない限り、個人による私的な書き込みにいちいち文句は言わないだろう、といった勝手な期待もある。それに、Wikipedia の記事
By definition, following a guideline is never mandatory.
と書かれているように、ガイドラインはルールとは異なる。

とは言うものの、発信者が企業や団体などである場合には、権利者(ETS)と良好な関係を維持するためにも、個人の場合より厳しめに考えた方が無難だろう。同様のことが出版物の中味についても言えると思う。

いずれにしても、このように英語で書かれたお堅いページもときどき読んでみるとよい。形式的にも内容的にも新しい発見があるはずだ。

posted by 物好鬼 at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月12日

暗記ツール「いったんもめん」 遂に見参

前回の記事では記憶することの重要性に触れた。もちろん、他者の思考を理解したり自分で思考したりすることの重要性を前提としたものだ。

さて、記憶を軽視することに問題があるという点については、私自身が大いに感じるところとなっている。そこで今回は、何よりも自分自身が活用するためのものとして、HTML5 でオリジナルの暗記ツールを書いてみた。(含まれるアイディアは古今東西?から拝借しているが、ツールそのものはすべて私の手になるものである。)

そのツールは こちら

主な特徴は以下のとおり。
 ・単語や短文などを覚えるための暗記ツール。
 ・スピード重視で徹底反復。
 ・自作データ使用可。
 ・表示時間等を変更可。
 ・パソコン用。
 ・忘却曲線は無視(進捗管理は各自で)。

基本的には単純な一問一答方式のツールである。こういう方式に対しては「単語は文中で覚えなくては役立たない」といった意見が出てくるのが常であるが、私のツールは文中で覚えることは一切否定していない。むしろ、データを自作する際に内容的なつながりを考えながら編集することができるため、併用することによる相乗効果にも期待している。

ぜひお試しいただきたい。
※ご意見・ご感想などはツール画面最下部から。

posted by 物好鬼 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月29日

英文を学ぶ順序 〜 拙著『英文構造図』第3版の構成について

(先ほど連続ツイートしたもの。→こちら

@文の構造については、基礎知識として2種類のことを学ぶ必要があろう。1つは文の要素たるS・V・O・C、あと関連して軽くMも。もう1つは四大品詞つまり名詞・動詞・形容詞・副詞、あと関連して前置詞句も。前置詞句は動詞を含まない句なので、ここで片付けておく。これら2系列は統一的に学ぶ。

Aその次に来るのは、文を複雑化させていく方法。ここでは特に動詞を含む要素(通常の節、準動詞句、ネクサス目的語、小節といったもの)を、元になる文(私はそれを「原子文」と呼ぶ)とのつながりで押さえていく。さらにそうやって作った要素を簡単な文に代入してみる。主体的に取り組むことが大切。

Bそれが一通り片付くと、今度は各種の構文となる。例外的な処理が必要とされる場合もあろうが、先に原則を理解していれば、「ここが特殊なんだな」という理解がしやすい。さらにさまざまな事例に触れることで、ボトムアップ方向に頭を使うことにも慣れてくる。各種規則は順不同に登場することになる。

Cそして最後の最後は(本当は徐々に導入するのだが)出会った素材をシッカリと覚えること(頭と同時に口も使う)、そして覚えた素材をいじり倒すこと。口を使う際には音声面への準備も必要。そしていじり倒すにはいくつかの文法ドリルが役立つ。さらに独り言や実況中継の類も活用して自由度を高める。

D実は、拙著『英文構造図』第3版では、「T 基本編」で@を、「U 発展編」でAを、「V 活用編」でBを、そして「W 方法編」でCを学ぶようになっている。つまりこれは「図でわかる英文の構造」なのだ。詳しめの目次はリンク先を参照されたい。
http://kouzouzu.web.fc2.com/kzz3/kzz3.htm

(それぞれ140字)

posted by 物好鬼 at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月20日

『英文構造図』第3版がついに発売!

【おしらせ】

ずいぶんお待たせしてしまいましたが、『英文構造図』第3版がついに発売となりました。旧版より大幅に改訂増補した力作です(計336ページ)。

今日はとりあえず従来どおりの PDF 版の発売を開始します。
(データは B5 判ですが、印刷は A5 判がベストでしょう。)

詳しい説明はこちら↓。
『英文構造図』(第3版)のご案内

ご購入はこちら↓から。
DLmarket の販売ページ

立ち読み PDF への直リンもあります。
こちら(販売サイト内)

※書籍版も明日あたりに発売の予定です。

posted by 物好鬼 at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月13日

紘道館三昧の2日間

紘道館というのを知っているだろうか。かなり以前に「海外渡航の経験なし、アメリカ大使館同時通訳者、NHKテレビ上級英語講座の講師を努めた英語の達人」(<ここ)として知られた松本道弘氏(73)が主催しているものだ。紘道館についての詳細は冒頭のリンク先を参照されたい。

昨年10月、私は上田亮(あきら)さんとの縁がキッカケとなって、この「館」に顔を出してみた。最初は恐る恐る…ではなくて、実は例会終了後の飲み会から参加した。翌11月には例会本体から参加し、他の催しにも参加した。そして一昨日と昨日の2日間は今年最初の活動。まさに紘道館三昧の2日間だったと言えると思う。これは私にとって非常に有意義な時間だったので、ここに簡単な記録を残しておきたい。紘道館の活動について知ってもらう機会になれば、とも思う。もちろんこれは私というフィルターを通してのものにすぎない。


毎月第1日曜日(1月のみ第2日曜日)は紘道館の「例会」なのだが、今回からは例会の前日に上田亮横山カズの両氏が講師役となってワークショップ(以下「WS」)を実施することになった。私も運営補助者兼中級学習者として参加している。

さて、一昨日(土曜日)は記念すべき第1回WS。私は少し早めに現地入りし、会場建物前で他の参加者の到着を待った。しばらくして到着した人物の顔には見覚えがあった。それはイングリッシュ・モンスターこと菊池健彦さん。著書に写真がたくさん載っているのだ。ちなみに氏は(英語力はともかく)キャラ的には全然モンスターではなく、むしろなかなかのジェントルマン。

他の参加者としては楽天執行役員の野田公一さんや英語学習コンシェルジュの porpor さんなどなど、非常に熱心かつ楽しい面々。そしてオブザーバーとして松本道弘先生。

最初に取り組んだのは逐次通訳。各自に番号が割り当てられ、上田さんがトランプを切ってランダムに番号を選ぶ。選ばれた番号の人が日本語で2分間スピーチ(この時点では誰が訳すかは未定なので気が抜けない)、つづいて同じ要領で選ばれた別の一人が逐次通訳。初心者にとってはなかなかチャレンジングであったが、松本先生からもたくさんのコメントがあり、参加者の学びも多かったと思う。ただし、2分間というのは初心者には長すぎたかもしれない。

続いて松本先生とイングリッシュ・モンスターの対談が行われた。松本先生が菊池さんの噂を初めて聞いたのは先月か先々月だったと思うが、それ以来というもの先生は「イングリッシュ・モンスターというのはどんな人物なんだろう」と興味津々だったらしい。実際、口を開けば「だいたい TOEIC で45回も満点を取るなんて、許されないよねえ(笑)」「一度会って話してみたいなあ」と語っていた。もちろん私も(Twitter 上ではさんざんやりとりしていたものの)興味津々だった。そして菊池さんの参加が確定したときには私から松本先生に連絡をし、先生の登場が決まったのだ。

対談は日本語で行われ、希望者数名が日英同時通訳をした。これを踏まえて書かれた松本先生の日記がこちら(上田さんのツイートより)。この対談はビデオに収録されたので、後日何らかのかたちで公開されるのではないかと思う。

続いてネイティブスピーカーを招いての討論。テーマは「(離婚後)共同親権」と原発。共同親権というのはハーグ条約に関する話だが、「子供の連れ去り」と言った方がわかりやすいかもしれない。このテーマについては YouTube の Eigonodo Live(ホスト:英語喉の上川さん)にとても優れたコンテンツ「共同親権とハーグ条約/Joint Custody and Hague Convention」('13/02/11)があるので、是非参照されたい。90分以上に及ぶものだが、非常にわかりやすく、勉強になる。

その他、休憩時間には、上田式シャドーイングパワー音読に関する説明や質疑応答(と言っても非常にカジュアルなものだが)が行われた。(他にも何かあったような気がするが…割愛!)

WSは今回が初回であり手探り状態の部分もあったが、熱心な参加者のおかげでなかなかの盛り上がりを見せたと思う。また、終了後にはかなり長時間の雑談(?)の時間があり、その中で参加者からさまざまなフィードバックが得られた。今回の経験から学んだものを活かしつつ、この「土曜版」をさらに充実したものにしていきたいと考えている。次回の予告はここにある。

写真たち:集合写真1集合写真2(上田さんのツイートより)、カズさんと菊池さん(カズさんのツイートより)。

(その後参加者の半数以上が参加して夕食に行ったようだが、私は武道の稽古があったため退散。参考写真


さて、日曜日は例会。今月のテーマは「生と死」。

例会は正午に開始し、黙想の後、いつもどおり同時通訳へ。私はいつも最前列左端に座っているのでトップバッターになる。いつもは先生の英語を日本語に訳すのだが、今回はゲストスピーカーの日本語を英語に訳すものだった。私の場合は日英でも英日でも撃沈する。これを克服するのが一つの課題。

同時通訳の次は、例会のメインイベントである六角ディベート。今回のお題は「松本道弘に墓はいるかいらないか」。正月早々アレな気がしなくもないが、これが意外なほど盛り上がった。人数が多かったため4〜5名を1チームとして2組の対戦が同時並行で行われた。
(開始前、私が「先生は今日のディベートで勝った側の意見に従いますか?」と突っ込むと、先生は笑いながら否定した。まあ、当然か。)

肝心の中身だが、私が参加していた側では、相手チーム(「墓は必要」派)から墓が必要である理由の一つとして「墓がないと先生が化けて出る可能性がある」というお茶目な主張がなされ、大爆笑となった。対してこちらからは「先生にだったら化けて出てもらった方が嬉しいじゃないですか!」と逆襲。相手チームからは「いやいや、突然出てこられても対応できないし、やはりこちらから墓前に報告に行く方がよい云々」と、これまた大爆笑の返答。ユーモアを交えつつ真剣かつ冷静な応酬がなされたという意味で、今回の遊び(?)には新しい可能性を感じた。

続く白熱教室でも、生と死、墓の要不要の話題が続いた。例会本体はここまで。

本体終了後は直会(なおらい)。要するに飲み食いながら喋るのだが、これが何よりも楽しい。本音で話せる大切な機会だということで、松本先生もこの直会を例会本体よりも重視している。これが8時すぎまで続き、その後は近くのお店に移動して二次会。ほぼ0時までさまざまな話題で盛り上がった。


Last but not least、今回の例会では、ホワイトボードに板書していた松本先生が突然気を失って倒れるというハプニングがあった。「救急車!」の声が上がるなどいつにない緊張が走ったが、幸いなことに例会の常連メンバーには外科医も内科医もいて大事にいたらずに済んだのだった。松本先生もよく言っていることだが、英語以外に専門を持つことは大切だ。

…というのは真っ赤な嘘で、これは今回のテーマにちなんだ「迫真の演技」(本人談)だった。たしかに一部の女性にはかなりのインパクトがあったようた。二次会のとき先生は「やりすぎたかなあ(汗)」と反省の弁を語っていたが、周りにいた私たちには楽しそうにも見えた(笑)。

posted by 物好鬼 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

2度目の学会発表は大成功

先週の後半、「外国語教育メディア学会(LET) 第53回 全国研究大会」(2013/08/07-09)が文京学院大学本郷キャンパスで行われ、私も「入れ子型英文構造図 〜JavaScript による動的生成〜」というタイトルで発表してきた。

私にとっては今年3月の「HTML/CSS/JavaScript を利用した新しい英文構造図」に続く第2弾だが、今回の大会は比較的大きなものであり、発表の形式も「コースウェアショーケース」と呼ばれるものだった(ポスター発表に近いが実機によるデモを行う)。

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会場入り口。貼り紙の一番上に私の名前がある。入って左側の手前が私のスペース。

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私が使うことになっているスペースには、私専用に50インチLCDディスプレイが用意されている。これは会場側の好意により貸し出されたものだが、50インチの威力は絶大だった。おかげで私の方はサブノート1台で事足りた。

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熱心な方は午前中から聴きに来られた。強い興味をお持ちであるだけに話も弾む。
画面に表示されているのは、私のサイトにある動く構造図だが、今回は自動デモとして使用できるように改訂した。まだの方はぜひご覧いただきたい。

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昼休みはコアタイム(一般の発表が行われない時間帯)で、さまざまな方が聴きに来られた。英文構造図そのものとしては3月の段階と特に違いはないが、今回はどちらかというとデータの作成や交換(それらの教育現場での活用)といった点に関心が集まった。

何と言っても現役教師や教材制作業者の意見を聞くことができたのが大きな成果であった。貴重なフィードバックを組み入れながら、英文構造図を更に発展させていきたいと考えている。

posted by 物好鬼 at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月22日

和製シュリーマンこと亀井さんのセミナーに行ってきた

昨晩は「和製シュリーマン:6ヶ国語にペラペラな外国語学習の天才による英語習得の極意の伝授」無料セミナーに参加、また新たな出会いがあった。

主催者は『完全マスター英文法』の米原幸大さん。氏とは以前から縁があって、今回が3回目。

主役たる講師は「和製シュリーマン」の亀井雄三さん。英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語の翻訳者で、他にラテン語と古代ギリシャ語が上級レベル、オランダ語・チェコ語・ハンガリー語・現代ギリシャ語が中級レベルという人。セミナーの案内を読んで氏が東大出身というのは知っていたが、実は私と同じ91年卒だということがわかった(在学中は接点ゼロだった)。

それから新進気鋭の英語キュレーター(兼ミュージシャン)であるセレンさん。他に早稲田の大学院生さん1名と、女性(詳細不明)が2名。

セミナーの後は女性2名をのぞく5名で居酒屋に行き、さらにお喋り。私が話のネタとして持参した何冊かの本もなかなか好評だった。私の30年来の愛読書『20カ国語ペラペラ』(種田輝豊)を亀井さんに貸してあげた。

また、英文構造図についての説明も聞いてもらえたので、そこから得られたものを今度の学会発表に活かしたいと思う。

posted by 物好鬼 at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月28日

【本日の進捗】ノートの暫定的体系

本日の実況(ではまったくない)ツイート

【総記】130528
上達論以外の部分に分類を追加。「武道雑説」「英語雑説」「説明ページ」など。
上達論のノートは複雑多岐にわたるため、分類方法についてはまだブレスト中の段階。
【総記】130528
本当に「上達論」でよいのか?
「上達論」という語をここまで使ってきたが、むしろ「稽古論」と呼ぶべきなのかもしれない。
稽古とは、上達という目的に向かった意識的な実践であって、上達する/しないはその結果である。
となれば、理論化の対象は結果より実践だろう。→A
→A稽古が実践の一種である以上、稽古論は本質論のもとに構造論として「目的論」「対象論」「方法論」をもった体系として構築する必要があろう。

cf.「さて、目的意識をもった実践は、看護に限らずすべて、対象→認識→表現という過程的構造をもっている。云々」(薄井『科学的看護論』)
→B
→B厄介なのは記述の順序だ。というのは、これらすべてに「一般/特殊/個別」の立体的構造があるからだ。
さらに、一般的な内容の中にも、一般的説明の段階では展開しづらいテーマがあるように思える。
それらを読者が混乱しないようにまとめなくてはならない。→C
→Cとりあえず今は一般/特殊/個別の違いは後回しにして、

 目的論
 対象論(対象=学習対象、能力・技、認識・身体など)
 方法論(全体像/各工程、常態/病態など)

といった区分でまとめていき、一般/特殊/個別の違いをどう扱うかは分量を見て再考することとしたい。

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posted by 物好鬼 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月27日

【本日の進捗】見出しマークとノート整理つづき

本日の実況(になってない)ツイート

【総記】130527
池原『非線形言語モデルによる自然言語処理』の見出しの上から4階層を蛍光マーカーで塗りつぶした。
これは1989年頃に考え出した方法で、これまでに数百冊の体系書に適用してきた。
色は 黄→緑→青→紫…の順に固定してあり、本文の階層構造がわかりやすくなる。
【総記】130527
リーフの並べ替え。
哲学的なもの、武道本質論、語学の細々とした問題については、ノートの枚数が少ないので扱いやすい。
問題はもちろん上達論。ここには一般論もあれば語学や武道への適用もあり、体系は立体的であってツリー構造に収まるようなものでない。→A
→Aそれでも「本」としてまとめるには、何とかしてツリー構造に押し込まなくてはならない。それ以前に数百枚におよぶノートの分類には数日はかかりそうだ。何せ全部自分で作るのだから、直接的なお手本はないのだ。分類作業にとりかかる前に、ノート全体に目を通してみようと思う。

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2013年05月26日

【本日の進捗】ノート整理再開

本日の実況ツイート

【総記】130526
ノートの見出しには、テーマとともに主張内容を端的に示しておきたい。そこで原則として両者を並べ、例えば

「物権の本質
 〜物権とは物に対する直接的排他的な支配権である〜」

のように記載する。少し長くなっても、話の筋を追いやすくなる。
【総記】130526
既存のリーフを並べ替え中。
今日は制作系中心のバインダーを対象に作業。
分類のために「総記」「LET」「JELES」「PR法」「タグ拡張」「演習ツール」「例文DB」「著作改訂」「著作体裁」「スピンオフ」という暫定的な扉を作成した。
漏れた項目は明日処理。

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2013年04月06日

英文構造図、夏には外国語教育メディア学会へ

先日の学会デビューから3週間、今度は8月に第2弾の予定が入った。具体的には、8月7〜9日に文京学院大学本郷キャンパス(東大の近く)で行われる

 「2013年度外国語教育メディア学会全国研究大会

において

 「入れ子型英文構造図 〜JavaScriptによる動的生成〜
  Hierarchical Sentence Structure Diagram
   - its dynamic generation with JavaScript」

というタイトルで、「コースウェア・ショーケース」形式での発表をすることになったのだ。

Wikipedia によると会員1200名くらいの大所帯らしい。そんな学会から「厳正なる審査の結果…採択」されたということなので、前回以上の緊張感と自信を持って取り組みたい。

まずは、5月10日必着でB5判2ページの発表要項を提出しなくてはならない。概要は申込時点で書いているが、発表時までの進展を考慮して改訂・精緻化する必要がある。およそのものは今月末をメドに準備したいと思う。

肝心の「コースウェア・ショーケース」というのがよくわからないのだが、大会フライヤー(PDF)には、

「コースウェア・ショーケース(Courseware Showcase)では、教材開発、ソフト、アプリケーション、システム開発を実演しながら発表します。そこでは、新規性・有用性・信頼性などが示されます。発表者は必要な機器等を持ち込むことができ、ブースや机を囲んで懇談的に聴衆と意見交換することができる発表形態です。」

と書かれている。まあ、なんとかなるだろう。

posted by 物好鬼 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月16日

学会デビュー無事終了

本日は「日本英語教育学会第43回年次研究集会:校種間のなめらかな接続と緩やかな連携」で学会デビューを果たした。

先月20日にこの話が出て、その日のうちに入会&発表参加申込をし、そして今日が本番。ちょっと慌ただしかったが、初発表は無事に終了した。

今朝は9時すぎに自宅を出て、ほぼピッタリの時刻に会場到着。私のデモは午後4時からなので、かなり時間があった。

4時になってデモ開始。5分後あたりが一番緊張していたように記憶しているが、後半は調子に乗り、アドリブを連発する余裕があった。

なかでも、タグ挿入機能を実演したときに「発表では片手がマイクにとられるからこの機能を急遽追加した」と私が言ったら、元理系の学会長に感心された。

というわけで、今日の自己採点は「合格」。

なお、本日のデモで使用した素材

「HTML/CSS/JavaScript を利用した新しい英文構造図
〜語順と多段入れ子構造との両立〜」

を私のサイトで公開している。

ここ

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2013年02月23日

【学会準備】発表用ツールの叩き台

一昨日の記事では、3週間後に迫った学会(3月16-17日の「日本英語教育学会第43回年次研究集会:校種間のなめらかな接続と緩やかな連携」)デビューへの準備の第1段階として「発表用ツールの叩き台を作成する」と書いたが、それができあがった。→こちら

まだ具体的な内容は載せていないが、明日からどんどん準備しようと思う。これがあれば、単に結果としての構造図だけでなく、作成の実演もリアルタイムで見せることができる。もちろん、さらなる機能追加・変更等を行う可能性もある。

なお、お気づきの方もあろうが、英文構造図作成ツールの体裁を少し変更している。こちらも機能追加・変更等の可能性がある。

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2013年02月21日

英文構造図は日本英語教育学会へ

(今日は「【英作文大王になる】第10日」であるが、あえてタイトルから外した。)

昨日の記事の中で私は「よんどころない理由で、これから3週間は英文構造図に集中する必要が生じた」と書いた。実は私、この3月16・17日に早稲田大学で開催される

「日本英語教育学会第43回年次研究集会:校種間のなめらかな接続と緩やかな連携」
(日本英語教育学会主催・早稲田大学情報教育研究所共催)

において、人生初の学会発表を行うことになったのだ。テーマは今のところ

 「HTML/CSS/JavaScriptを利用した新しい英文構造図
    〜語順と多段入れ子構造との両立〜」

としている。詳細な内容はこれから詰めることになるが、主に

 ・英文構造図成立までの経緯
 ・英文構造図のしくみと特長
 ・考えられる活用法

について説明することになろう。

せっかくの機会なので、これを最大限に生かすべく、本番までの3週間で充分な準備をしたいと思う。


では、これからの3週間で何をどのように行うか?

第1段階。
発表用ツールの叩き台を作成する。これは PowerPoint のかわりに使用する(肝心の構造図が PowerPoint 上では固定的な画像としてしか表示できないため)。
『英文構造図』三部作の通読、内容再確認。
これが今週末(2/24)まで。

第2段階。
三部作の全面的見直し・改訂増補をしながら、発表内容の叩き台を用意する。
発表用ツールも使いながらブラッシュアップする。
これに1週間〜10日。

第3段階。
発表内容を改訂しながら、プレゼン全体を準備。
これに数日(3/14まで)。

第4段階。
仕上げ。
これに1日半(3/15および3/16本番直前まで)。

これらの大半は自宅でパソコンに向かって行うことになる。逆に言うと、自宅でパソコンに向かえる時間はできるだけ上記のことをする。

それ以外としては、移動中は文法ドリル、リスニング、シャドーイングを中心にし、また昼休みは関連書の参照やアイデア出しを中心にすることになろう。


参考:日本英語教育学会HP(日本語トップページ)

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2013年02月20日

【英作文大王になる】第9日=英文構造図に戻らなくては

『知識と教養の英会話』

2つめの項目に進んでリスニング、リーディング少し。

今日はここまで。

というのも、よんどころない理由で、これから3週間は英文構造図に集中する必要が生じたのだ。

とはいうものの、今回の企画そのものは中断しない。ただ、英文構造図とからめたかたちでの訓練(要するに単純な構造から複雑な構造への展開)をメインにするだけ。そのため、難しい語句・表現には力を入れることができないが、「作文力の向上」という基本方針は維持する。



posted by 物好鬼 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月19日

【英作文大王になる】第8日=ドイツ語も

今日は仕事が忙しく、昼休み以外ほとんど勉強していない。


『知識と教養の英会話』

最初の1つの音読3回、再生を何度も。

昨日よりもスムーズに言えるようになってきた。今後は速いペースで進めて、その分復習をマメにやるようにすべきだろう。


『本気で学ぶドイツ語』

〜p.34(序章 発音・文字と本書の基本方針)。


 
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2013年02月18日

【英作文大王になる】第7日=長文再生実践

『知識と教養の英会話』

最初の1つの音読2回、シャドーイング少々、再生を何度も。

朝からリスニング…と思っていたが、昨日の作業が幸いしたのか、シャドーイングがバカみたいに簡単にできるようになった。そんなわけで、今日(移動中)はただのリスニングはせず、シャドーイングをメインにやった。音読は昼休みに、再生内容を確認するためにやっただけ。

肝心の再生については、各文(重文については各節)1語のヒントで全体を再生できるようになった。ただ、これまで会話で使ったことがないような語句は馴染みが不足しているようで、なかなかスムーズに出てこない。また、そういう部分では、音声面の崩れも音読の時に比べるとかなり大きくなる。この2点を克服するのが次の課題だろう。



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2013年02月17日

【英作文大王になる】第6日=4段ヒント式長文再生法

『知識と教養の英会話』

最初の1つの音読2回、リスニングとシャドーイングなし。

では何をやっていたのかというと、ノート作りと暗唱・再生の練習。

前から書いているように、結果としての文章を丸暗記するのではあまり意味がないので、それを防ぐための工夫と実践をしていた。それには落語やスピーチなどの覚え方が参考になった。

この2〜3日で考えをまとめ、それに従ってノートを作り始めた。例によってハガキサイズの100円ノート。

さて、上記目的、つまり英文を<再生>するプロセスを犠牲にしないという目的を達成するにはそれなりの工夫が必要なわけだが、そのために最も重要なのがヒントの設定。

人間が英語なり何なりで話すときには「対象→認識→言語」という一般的なプロセスがあり、それぞれの段階で要求される知識・能力がある。今回は長文が対象だから、長文としての「流れ」も考えなくてはならない。

そこで、処理段階に応じてヒントを4種類に分け、各段階がスムーズにいくかどうか試しながら書き込んでいった。名付けて「4段ヒント式長文再生法」(ちょっと長いか)。

まだ始めたばかりなので確定的なことは言えないが、なかなか効果がありそうな予感がしている。明日以降も継続し、報告したい。



posted by 物好鬼 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習記録、日記、雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする