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2012年09月07日

英文は後ろから覚えるべし

意外に知られていないらしいのだが、英文(というより、前から再生すべきものなら何でも?)を分割して覚えるときは、後ろから覚えた方がよい。

理由はこうだ。簡単のため、前半と後半に2分割して覚える場合を考える。

まず、仮に前半を先に覚えた場合、その時点では

 前半:記憶が強い
 後半:記憶が弱い

であるが、この状態で前から再生しようとすると、前半は記憶が強い上にスタート直後だから簡単に再生できるが、その間に後半の(ただでさえ弱い)記憶がかなり弱くなり、再生しづらくなる。

逆に、後半を先に覚えた場合、その時点では

 前半:記憶が弱い
 後半:記憶が強い

であるが、この状態で前から再生しようとすると、前半は記憶が弱いもののスタート直後なので大きな困難なく再生でき、後半は(元々記憶が強いから)記憶が少しぐらい弱まってもやはり大きな困難なく再生できる。

この点について指摘したものは、管見内で3冊ある。古い方から順に

 吉『英語超独学法』pp.78-81
 新崎・高橋『眠った英語を呼び覚ます』pp.23-26(-47)
 三宅『いつでもやる気の英語勉強法』p.87

なかでも『眠った〜』は20ページ以上にわたる実践編付きであり、長文までトライさせてもらえる(私はやってない〜♪)。

この方法は、慣れた英文よりも、不慣れなもの(今の私なら独文)を学ぶときにヨリ役立つように思う。



posted by 物好鬼 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 例文そのものの学び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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