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2012年06月04日

越智ら『英文構造理解』

ほんの2ヶ月前に出たばかりの本。B5で112ページ。

大学のテキストとして書かれているが、小難しい理屈を紹介したものではなく、「五文型の基本をもう一度確認し、英語の文が長くなってしまう理由を文法的に理解し、その上で、長い文に対処するためにそうした文法知識をいかに活用するべきか、その運用技術を学習してい」くことを目的としている。

目次は次のとおり。
UNIT 1 基本文型と“前置詞+名詞”
UNIT 2 倒置:“there is 構文”と疑問文
UNIT 3 基本文型・演習
UNIT 4 動名詞
UNIT 5 動名詞・演習
UNIT 6 分詞(1)
UNIT 7 分詞の形容詞的用法・演習
UNIT 8 分詞(2) 分詞構文
UNIT 9 分詞構文・演習
UNIT 10 分詞(3) Cになる分詞
UNIT 11 Cになる分詞・演習
UNIT 12 総合演習(1)
UNIT 13 不定詞(1)
UNIT 14 不定詞(2)
UNIT 15 不定詞・演習(1)
UNIT 16 不定詞・演習(2)
UNIT 17 同格と等位接続詞
UNIT 18 同格と等位接続詞・演習
UNIT 19 形容詞節(関係代名詞)
UNIT 20 形容詞節(関係副詞)・副詞節
UNIT 21 名詞節
UNIT 22 節・演習
UNIT 23 総合演習(2)
UNIT 24 総合演習(3)
(他に1ページ大のコラムが8つある。)

大ざっぱに言うと、拙著『図でわかる英文の構造』(初版)の「U 5文型の基本」と「V 5文型の応用」に相当する内容を扱っている。

本文の構成だが、特徴的なのは何と言っても演習の存在である。UNITごとに簡明な解説がなされた後に“LET'S TRY”と称する問題がいくつか置かれている。さらに(目次に見られるように)「演習」という単元が用意されている(というか、24 UNITS のうち 12 UNITS が演習だ)。問題の大半は「次の文の構造を考え、訳しなさい」であり、ところどころに語順整序がある。

使われている語句は易しいものが中心で、やや難しい(と言ってもせいぜい中程度の)語句には注が付いている。難しい語句を学ぶことを目的としたテキストではないので、その点は心配しなくてもよい。タイトルのとおり「英文構造理解」に専念できると思う。

一つ気になることとして、実は本書には解答が付いていない。大学のテキストだからであろう。この不便を解消する最良の方法は、一つひとつの文を図式化していくことである。そうすることで、構造理解のレベルが明確になるからである。その意味で、拙著との併用を強くオススメしたいと思う。

※図式化にあたっては、英文構造図作成ツール上で試行して、できたものをテキストファイルとして手元に置いておくとよい。最初は元データの書き方に戸惑うかもしれないが、教材の目次に従って易しいものから順に取り組んでいけば、それほど大きな困難に出会うことはないと思う。





posted by 物好鬼 at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 個別の教材について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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