序章は簡単なチェック。ここで何問も落とすようでは情けないが、英語の先生にもそういう人は少なくない気がする。
第T章は、日本語の音。同時に音声学の基礎も学ぶ。
第U章は、英語の音。日本人が陥りやすい「なまり」と、それを克服する方法を述べている。
また、ビートルズの Yesterday が実はかなりアメリカ的な発音で歌われているという事実が示されていて、なかなか興味深い。
第V章は、英語以外の外国語の音。代表的な音に関する説明の後、28の言語が取り上げられている。
200ページくらいの分量なのに、索引は意外に充実している。
リズムやイントネーションには触れられていないので、別途補充する必要がある。
CDは付属していないが、著者のサイトから音声をダウンロードできることになっている。ただ、(ざっと見たかぎりでは)一括ダウンロードできるようにはなっていない模様である。これは改善を望みたいところ。
画面上部の英文構造図作成ツールと『図でわかる英文の構造』(初版)もヨロシク!