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2012年04月21日

解釈力の付け方

Facebook上で勧められたこともあって『英語リーディング教本』を購入、約4時間かけて全38例文を図式化してみた。最後のほうはかなり複雑な文であったが、逆に言えば、わが英文構造図の特長が活きる部分でもある。

しかし、「作文力を基盤にもたない解釈力は、あぶなっかしい解読力であり、読解力ではありえない」(種田輝豊『20ヵ国語ペラペラ』p.166)ということ、つまり、解釈ばかりに力を入れるのは、作文力と解釈力との乖離につながるだけでなく、肝心の解釈力も砂上の楼閣で終わる可能性が高い、という点にも注意が必要だ。

そしてそのことは、どんな図を用いてどんな丁寧な解説を加えようと変わらない。問題は対象よりもむしろ方法なのだ。

幸いこの『教本』で扱われている例文は38個だけで、それぞれへの解説もかなり丁寧である。また、とても簡単なものからかなり複雑なものまで、構造上の難易度を考慮して並べられている(ただし、比較・否定・話法・倒置がないなど網羅性に欠ける部分もあるし、体系性は分かりにくいと思う)。そこで、次のような課題を自らに課してみてはどうだろうか。

 各例文につき、
 (1) 英文の構造を図式化してみる。
  (まず自力で取り組み、その後テキストで確認すること。)
 (2) 英文の構造と意味を解説できるようにする(自己講義法)。
 (3) 和訳から英文を再現できるようにする。
 (4) 例文をアレンジして新しい英文を作る。

たくさんの問題を中途半端に解き散らかすよりも、少数の素材を徹底的に掘り下げた方が力が付く。これは数学や物理などについてよく言われることである(私も東大受験対策では数学・物理でこの方法をとって成功した)が、英語の場合も文構造などについては同じ理屈が成り立つのである。

posted by 物好鬼 at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 例文そのものの学び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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