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2006年10月01日

96型ドリルの全体像

 これは6年以上も前に作ったノートだが、96型ドリルを説明したファイルが見付かったので、ここに載せておきたい。

◇前提となること

 平叙(肯定/否定)疑問(肯定/否定)


◇全体の鳥瞰(肯定平叙文のみ掲げる)

基本6時制進行6時制





do/does (+……)
did (+……)
will do (+……)
have/has done (+……)
had done (+……)
will have done (+……)
am/are/isdoing (+……)
wasdoing (+……)
will bedoing (+……)
have/has beendoing (+……)
had beendoing (+……)
will have beendoing (+……)


am/are/isdone
was/weredone
will bedone
have/has beendone
had beendone
will have beendone
am/are/isbeingdone
was/werebeingdone
will bebeingdone
have/has beenbeingdone
had beenbeingdone
will have beenbeingdone
be動詞 am/are/is+補語
was/were+補語
will be+補語
have/has been+補語
had been+補語
will have been+補語
am/are/isbeing+補語
was/werebeing+補語
will bebeing+補語
have/has beenbeing+補語
had beenbeing+補語
will have beenbeing+補語

 ほとんどの人にとってこの表の中身は「常識」であろうが、通常それは単なる「知識」でしかない。たとえペーパーテストで満点が取れても、口頭で(もちろん正しい発音で)スラスラと言えるようでなければ、「技」として習得できているとは言えないものである。であるから、このドリルを決して甘く見ることなく、徹底的に訓練することが大切である。

 上表のうち「am/are/isbeing+○○」型のブロック(暗い背景の2セル)は滅多に使わないものだが、他の部分をマスターしていれば特別な困難なく習得できるであろう。

 訓練の順序については下記参照。


◇主語による動詞活用の違い

3人称単数1人称単数(I)その他全部
be現在isamare
過去waswere
have現在hashave
do現在doesdo

 主語として He、I、You の3種類を選べば全ての活用を網羅することができるが、長めの主語を含む文での訓練も絶対に必要である。

 不規則動詞と呼ばれるものは他にも少なからず存在するが、英語の場合、主語による違いはない。
 その他一般の動詞は do と同様の活用をする。

 英語の場合、主語によって活用が異なるのは上に掲げたもの(含「三単現のs」)だけであるが、英語以外の言語にはもっと複雑な変化をするものもある。その場合は、時制はそのままで主語を次から次へと取り替えていくような訓練をするとよいであろう。


◇ドリルの順序


基本6時制
 
 
進行6時制
一 
般 
動 
詞 
能動態 一般動詞 do (+……)  
 
be動詞doing (+……)




受動態 be動詞done
→→→→→
being挿入
be動詞beingdone


補語のところにdone


補語のところにdone
be動詞
(能動態のみ)
be動詞+補語
→→→→→
being挿入
be動詞being+補語

 表からも分かるように、まずはbe動詞一般動詞(能動態)それぞれの基本6時制に取り組んで、それらに慣れてから他の4つのブロック(beを含むもの)に進むのが合理的である。
posted by 物好鬼 at 06:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 応用力を付ける | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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