全部完全に覚えていた! それもスムーズに再現できたのである。
いくつかあった中でも、先週のD、つまり
“It seemed likely that the waste buried in the drained swamps would contaminate the soil, but that information was withheld from area residents.”(『ALL IN ONE 4th Edition』p.180)
については、冒頭の3語だけをヒントにして思い出してみた。結果は興味深いものとなった。
まず文の内容を思い出そうとしたのだが、これは30秒から1分くらいかかっただろうか。先週時点でもスムーズに思い出せなかったものを1週間完璧に放置していたのだから無理もない。それでも構造図をイメージしているうちに、徐々に全体像を思い出すことができた。
次は、その内容から英文を再現してみた。これは、驚くなかれ、先週時点よりもはるかにスムーズにできたのである。やや意外なことではあったが、何もしない1週間で頭に定着したということなのだろう。これは心理学ではよく言われることである。
今回の結果をどう評価するかだが、私としてはほぼ理想的なものだと考えている。
言いたい内容というのは現場で考えつくものだから、問題は、その内容から出力(口に出す)までのプロセスである。である以上、例文学習の真の目的は、そのプロセスで要求される<知識と能力>を習得することである。
言い換えれば、「内容から例文を再現する」という部分さえスムーズにできればよい、ということである。以前にも書いたが、「例文学習」とは言っても、習得すべきなのは例文そのものではないのである(この点を誤解している人があまりにも多い気がする)。
今回の実験から言えるのは、私の新しいノウハウにはかなりの効果があるということである。今後は更に多くの例文で実践を積み重ね、実績を確かなものにしていきたい。
蛇足であるが、語学は体で覚える面が強いものなので、音読や再現を何度も何度も繰り返すことはもちろん大切である。ただし、闇雲に反復するのではムダが多くなりすぎる。私の方法を使うと、そのムダが明確になるので、これまでより少ない反復回数で同じ成果が出るのである。
それは、この方法が学習のポイントをついているからである。時間を見つけて他分野の学習にも役立てていきたいと思う。
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