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2010年12月26日

再現できる部分だけが実力

『基礎と演習 英作文』を本格的にやり始めて3日目。まだ分量的には少ないが、「これならいけそうだ」という実感が涌きつつある。こういうメンタルな部分は極めて大切である。


さて、私もこれまでにたくさんの本を読んできた。これは英語に限らず、法律、コンピュータ、数学、論理学、人工知能、教育学、哲学、言語学、政治学などなどなど。しかし、その中で「ものにした」と言えるものはどれだけあっただろうか。読んで楽しみ、中身を理解したものは多い。それはそれで有意義なことではあるが、それだけでは実力と呼べないのもまた事実である。

では、どんな状態になったら実力と呼べるのか?

それは「再現できるようになったら」である。もちろん、「スラスラと、よどみなく、ハッキリと、正確に」(『E判定からの限界突破勉強法』p.148)である。

英文であれば、和訳などのトリガーが与えられた瞬間に、その英文を口に出せることが必要である。各英文は、カラダ(音声面)・アタマ(文法面)・ココロ(内容面)の3つを、まさに三位一体のものとして身に付けていなくてはならない。その段階まで達していない場合、読み書きには役立つにしても、本当の実力とは言えないであろう。

ちなみに、数学や物理などの問題であれば、模範解答レベルの答案を自力で書けることが目標となる。別解があればそれも含めてである。

(ただし、学者になりたい場合はその先を目指さなくてはならないから、模倣だけに終わらないよう工夫する必要がある。そのためには、模範解答がない問題に積極的に取り組んだり、既存の模範解答を凌駕する解答を目指したりすることが役立つはずである。
私自身、過去に学んできたいくつかの分野を見て思うことがある。それは、本当に実力のある人間というのは、カリキュラムに守られた(学校教育的な?)学びの中からよりも、もっとワイルドな取り組みの中から生まれてくることのほうが多いのではないか、ということである。法科大学院の現状などを見ると、「やはり」と思ってしまう。)


さて、私にとっての当面の課題は『基礎と演習 英作文』の完全攻略である。そのためにいくつかの工夫をしている。

まず、教材への加工。具体的には、
 ・例文にマーカーで色を付ける(反復学習の効率アップ)
 ・しおりに名刺大のカードを付ける(例文を隠すのに用いる)
など。

次に、進捗管理。まず、

目次の階層 課題ごとの開始日
§ Examples
解説
例 題 EXER
To Mem
まとめ
実力問題
序論 1 基本5文型 12/24      
2 意味の上での文の種類 12/25    










A 基本時制 3 現在−(1) 12/25      
4 現在−(2) 12/25    
5 過去 12/25    
6 未来−(1) 12/25    
7 未来−(2) 12/25    
B 完了時制 8 現在完了−(1) 12/26      
9 現在完了−(2) 12/26    
10 過去完了−(1) 12/26    
11 過去完了−(2) 12/26    
C 進行形・
  命令形・
  受動態
12 進行形−(1)        
13 進行形−(2)      
14 命令形−(1)      
15 命令形−(2)      
16 受動態−(1)      
17 受動態−(2)      
D 助動詞
  do,
be,
  have
18 助動詞 do        
19 助動詞 be (be to 〜)      
20 助動詞 have [has]      
E 助動詞
  may etc.
21 助動詞 may        
22 助動詞 can      
23 助動詞 must etc.      
F 助動詞
  should etc.
24 助動詞 should−(1)        
25 助動詞 should−(2)      
26 助動詞 would      
27 助動詞 might etc.      
G 時制の一致と
  話法の転換
28 時制の一致        
29 話法の転換−(1)      
30 話法の転換−(2)      
31 時制の一致における例外      
H 不定詞 32 不定詞の名.と原.不.        
33 不定詞の形.      
34 不定詞の副.      
35 独立不定詞      
I 動名詞 36 動名詞−(1)        
37 動名詞−(2)      
38 動名詞構文      
J 分詞 39 分詞        
40 分詞構文      
41 分詞構文に関する注意      
K 仮定法 42 仮定法        
43 仮定法の特殊用法      
第2章 名詞 44 物質名詞        
45 抽象名詞      
46 名詞の数・性・格        
47 所有格の用法−(1)      
48 所有格の用法−(2)      
第3章 代名詞 49 人称代名詞 we etc.        
50 人称代名詞itの特殊用法      
51 不定代名詞 one        
52 不定代名詞 other(s) etc      
53 不定代名詞 some [any] etc.      
第4章 冠詞 54 定冠詞−(1)        
55 定冠詞−(2)      
56 不定冠詞      
第5章 形容詞 57 形容詞の位置        
58 比較−(1)      
59 比較−(2)      
60 比較−(3)      
61 数詞      
第6章 副詞 62 副詞の位置        
第7章 疑問詞 63 疑問詞−(1)        
64 疑問詞−(2)      
第8章 接続詞 65 等位接続詞        
66 従位接続詞−(1)      
67 従位接続詞−(2)      
68 従位接続詞−(3)      
69 従位接続詞−(2)      
70 相関接続詞      
第9章 関係詞 71 関係詞の制限用法        
72 関係詞の継続用法      
73 特殊な関係代名詞      








第1章 動詞の型 74 他動詞の型−(1)        
75 他動詞の型−(2)      
76 他動詞の型−(3)      
77 自動詞の型      
第2章 熟語 78 動詞と前.・副.との..        
79 常に特定の前.を伴う動詞      
80 その他の動詞句      
81 副詞句−(1)        
82 副詞句−(2)      
83 前置詞句−(1)        
84 前置詞句−(2)      
第3章 慣用表現 85 慣用表現−(1)        
86 慣用表現−(2)      
87 慣用表現−(3)      
88 慣用表現−(4)      









第1章 天候・自然に関する表現        
第2章 健康・病気        
第3章 運動・スポーツ        
第4章 趣味・娯楽・読書        
第5章 天災・事故        
第6章 科学・公害・産業        
第7章 交通機関        
第8章 言語・外国語        
第9章 日常生活        
第10章 雑題        

のような表を作成している。

ただしこれは各部分の学習開始日を記すだけのものであり、個々の習熟度などは教材内部で管理している。具体的には、
 ・適当なまとまりごとに赤色で○印を付け、習熟度に応じて塗りつぶす
 ・例文群につき、音読や再現に要するタイムを書き込む
などである。

あとは日がな一日反復実行あるのみである。

posted by 物好鬼 at 11:36| Comment(2) | TrackBack(1) | 学習一般について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
英文を構造図で表すという試み、興味深く読ませてもらいました。
自分も英語学習に限界を感じていたときなので、大変参考になります。実際、昨日から自分でも構造図を書いてやっています。
近いうち、私の拙いブログに英文構造図について紹介かたがた書こうかな、と思っています。そのときはリンクを張らせてもらいますので、よろしくお願いします。
Posted by やかん at 2010年12月27日 06:40
コメントいただきありがとうございます。構造図に対する肯定的な評価、非常にうれしく思います。
リンクはご自由にどうぞ。記事も楽しみにしております。
また何かありましたらよろしくお願いいたします。
Posted by 物好鬼 at 2010年12月27日 07:27
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